
暑さ寒さも彼岸まで・・ お彼岸を過ぎて朝夕の涼しい風に、秋の気配が感じられるようになりました。今年は、例年に無く記録的な猛暑の夏でした。その上、台風や線状降水帯による豪雨、河川の氾濫、突風等の被害も多く伝えられました。気候変動を強く実感した夏でした。
さて、第63回全国退職女性校長会(梅の実会)全国大会広島大会が近づきました。
緑あふれる中国山地、濃く薄く無数の島々が望める瀬戸内海。いにしえは、備後の国・安芸の国と呼ばれた2つの国の 長い歴史と豊かな文化や芸術を有する広島県での開催です。
広島は、昭和20年8月6日 人類史上初めての原子爆弾が投下された街。一瞬のうちに20数万人の命を奪い、町を消滅させ、人々が生きていた存在さえも無くした原子爆弾。
78年経った今も被爆による数々の病に苦しんでおられる方々やご家族も少なくありません。70年間は、草木も生えないといわれた中、壊滅した廃墟から立ち直った都市として「平和の願い」を世界中に広げる街として発展されております。
大会の交流タイム・イン広島では、「ヒロシマの心」を世界に発信・活動しておられる講師をお迎えして、4つの分科会が設定されています。一人一人が、「ヒロシマの心」を感じ受け止めて、平和について深く考える大事な機会とし、広島大会だからこその意味ある深い研修になると期待しております。全国大会は、全国の同志が集う中で、梅の実会が目指す「心を繋ぐ交流と研修」が図られる場だと考えております。
今大会の様子は、次回のホームページで特集いたします。また2月発行の「梅の実だより」にも掲載いたします。
参加される会員の皆様に、「広島らしい大会・心に残る大会」を、と願って4年間をかけ、思いや知恵を結集し、大会の準備を進めてくださった「広島梅の実会」の皆様に感謝し、充実した大会になることを願っています。
全国退職女性校長会(梅の実会)


